来年度予算編成大詰め 各省庁の大臣折衝[2017/12/19 00:05]

 来年度の予算編成が大詰めを迎え、財務省で麻生財務大臣が各省庁の大臣と予算の折衝を行いました。

 加藤厚生労働大臣との折衝では、焦点となっている医療機関に支払われる「診療報酬」などについて議論し、医師の報酬にあたる本体部分を0.55%引き上げることが決まりました。一方で、薬の価格などについては1.45%下げ、診療報酬全体では0.9%引き下げることで合意しました。この結果、社会保障費の伸びは1300億円、圧縮されて約5000億円になる見込みです。政府は来年度の予算案を22日に閣議決定する方針ですが、一般会計の総額は過去最大の97兆7000億円前後となる見通しです。

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