2代続けて天下り 財務省の経歴と机を並べた間柄で[2017/12/25 23:30]

 政府系金融機関の日本政策金融公庫は株主総会を開き、田中一穂元財務次官の新総裁就任を決めました。2代続けて財務省からの天下りとなります。

 日本政策金融公庫・細川興一前総裁:「(Q.なぜ、また元財務次官なのでしょうか?)私自身も彼とは何回も机を並べていて、一番最後は次官と秘書課長という間柄だったと思いますが、能力・経験について、さらに個人的な面からも含めて全幅の信頼を持った男ですので、さまざまな批判等もあると思いますが、この仕事をやってもらうに値する重要な人物だと思って、麻生大臣とも相談のうえ、推薦したところです」
 前の総裁の細川氏も元財務次官で、田中氏の推薦理由について、財務省での経歴と一緒に働いた関係などを挙げました。日本政策金融公庫の初代総裁は民間から登用されましたが、その後は元財務次官が就任し、2代続けての天下り人事となりました。総裁の報酬は年間2400万円、5年の任期後の退職金は1650万円です。田中氏は安倍総理大臣の元秘書官で、消費増税の先送りでも官邸と歩調を合わせるなど、財務省内では「お友達人事」との声も上がっています。
 日本政策金融公庫・田中一穂新総裁:「内閣総理大臣と秘書官の関係なので、日本語における『お友達』とは全く異質なものだと思うし、世の中で言われるようなこと(お友達人事)には全く該当しないのではないか」

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