財務省「60日で自動廃棄」重要メールが早期消滅に…[2018/01/22 11:51]

 財務省が公用の電子メールについて、送受信から60日で自動廃棄していることが明らかになりました。

 関係者によりますと、財務省はサーバー内のメールデータを60日で自動廃棄していて、保存をかけなかったメールデータは消滅するということです。自動廃棄する理由について「容量オーバーになると送受信ができなくなる。必要なメールは適切に保存している」と説明しています。しかし、森友学園問題では財務省の理財局長だった佐川国税庁長官が交渉記録を「適切に破棄した」と答弁し、批判を受けました。公用メールに関しては、国土交通省が来月から仕分けしたもの以外は1年間で自動削除する方針です。ただ、文書管理の指針を定める内閣府は自動削除は指示しておらず、財務省や国交省以外の各省担当者は「自動削除は検討していない」としています。

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