神戸製鋼所のデータ改ざん問題 責任取り社長が辞任[2018/03/07 05:55]

 神戸製鋼所の川崎博也社長は、データ改ざん問題の責任を取って辞任すると発表しました。

 神戸製鋼所・川崎博也社長:「再発防止策の実行は、新しい経営体制でやるべきだろうと」
 神戸製鋼の川崎社長と問題となったアルミ・銅部門担当の金子副社長は、4月1日付で退任します。また、この問題を調査してきた外部調査委員会の報告によりますと、不正は一部で1970年代から行われていたとされ、不正な製品を出荷した先についても新たに163社あったことが明らかになりました。川崎社長は、会見で「組織風土や役員、社員の意識などの面で根深い問題を抱えている」と指摘し、新たな経営体制で再発防止を進める考えを示しました。

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