マネックス、コインチェック全株式を36億円で取得[2018/04/06 13:28]

 巨額の仮想通貨流出事件を起こしたコインチェックは、ネット証券大手のマネックスグループのもとで再開に向けて動き出すことになりました。

 ネット証券大手のマネックスグループは、6日にコインチェック社のすべての株式を36億円で取得すると発表しました。この結果、現在の和田晃一良社長や大塚雄介COO(最高執行責任者)は退任し、マネックスから勝屋敏彦常務が社長に就任する予定です。マネックスグループの創業者である松本大会長兼社長CEO(最高経営責任者)も取締役として入ります。マネックスは次の成長分野として仮想通貨やそのもととなるブロックチェーン技術を掲げていて、コインチェック買収で同社の顧客基盤や運営ノウハウなどを取り込みます。一方、コインチェックは金融庁から経営体制の抜本的な見直しを求められていて、両社の思惑が一致した形です。

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