日立製作所が実証試験 尿検査で手軽にがんを判別へ[2018/04/17 05:51]

 日立製作所は、がんにかかっているかどうかを尿を使って手軽に判別する実証試験を月内に始めます。

 日立は、がんにかかると人の尿に含まれる約2000種類の「代謝物」のうち、数種類の代謝物が増えたり減ったりすることを突き止めました。現在の技術では乳がん、大腸がん、胆道がん、小児がんの判定が可能とみられ、今後、さらに他のがんにも応用できる可能性があるということです。日立は2020年代初めにも実用化させたい考えで、実証試験では解析機器がある施設までの尿の適切な運搬方法などを確認することにしています。
 日立製作所研究開発グループ・坂入実チーフサイエンティスト:「小児がんの例だと血液を採るのが大変なので、尿を代替していくことは社会的に非常に意味があると考えています」