【報ステ】“カジノ”法案 あす委員会採決目指す[2018/06/07 23:30]

 与党は、カジノを設置できるようにする統合型リゾート(IR)実施法案を8日にも国会の委員会での採決を目指している。法案成立を前に誘致に名乗りを上げているのは、和歌山県、北海道、愛知県、大阪府、長崎県などだ。法案では当面、最大3カ所。7年後に拡大を検討することになっている。政府は、カジノの客は外国人観光客で、日本人には入場料など世界最高水準の規制をかけたとしているが、自治体の試算をみると、和歌山県は客の7割を“日本人”、北海道や大阪府も8割を“日本人”としている。さらに収益でみると、北海道の場合、約7割が日本人客からの売り上げだと試算している。政府は、こうした試算を出していない。6日の衆議院内閣委員会で追及された石井国土交通大臣は「国内外問わず多くの来訪客を引きつけるような魅力ある施設を整備することを考えている」と述べるにとどまった。

くわしくは動画で…

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