証券監視委が三菱モルスタ証券への課徴金命令勧告[2018/06/29 17:40]

 証券取引等監視委員会は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が長期国債先物の相場操縦をしたとして、金融庁に対して約2億2000万円の課徴金の納付を命じるよう勧告しました。

 証券取引等監視委員会によりますと、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のディーラーが去年8月に大阪取引所に上場されていた長期国債先物について、実際に売買する意思のない多数の注文を出す手法で相場を操縦する法令違反が認められたということです。金融庁に納付を命じるよう勧告した課徴金額は約2億2000万円で、証券会社による長期国債先物の相場操縦を認定するのは初めてということです。

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