線虫の嗅覚で高精度のがん検査 実用化に向け進化[2018/07/04 19:13]

 初期のがんを9割近く発見する検査が実用化に向けて進化しました。

 HIROTSUバイオサイエンス・広津崇亮代表取締役:「線虫という飼育コストがほとんどかからない生物を使うことによって安くできたということで、初めて高精度と低コストを両立できた」
 HIROTSUバイオサイエンスと日立製作所は、体長1ミリの線虫が、がんのにおいに反応することを利用したがん検査方法の実用化に向け、新たな装置を開発しました。これまでは手作業で解析していたため、1日あたり5検体しか処理できませんでしたが、今回の装置では100検体以上の解析が可能になるということです。最新の臨床研究では、ステージ0から1の初期のがんも87.0%の精度で発見したということです。両社は今月に共同実験室を開設し、2020年1月の実用化に向けて研究を進めるとしています。