麻生大臣「出来るだけ早期に」 情報漏えいで処分[2018/07/27 11:54]

 朝日新聞が金融庁に情報公開請求していた内容が開示決定前に野田総務大臣側に漏洩(ろうえい)していた問題で、麻生財務大臣は処分についてできるだけ早期に対応する考えを示しました。

 麻生財務大臣:「情報を求めてきた人の名前を出すのは不適切とはっきりしている。(処分は)できるだけ早期に進めるが、今の段階においてどういう内容でいつごろするは決められていない」
 金融庁によりますと、情報公開の担当者は開示決定の1週間ほど前に総務省に出向き、本来、事前に伝えてはならないはずの開示する予定の資料を手渡しして、口頭で請求者が朝日新聞の記者だと伝えたといいます。金融庁は、事前に伝えた理由について「閣僚の一人に対する情報公開請求で、いずれ報道されると思い、情報を共有した方が良いだろうと考えた」としています。

こちらも読まれています