日立の英国原発輸出に暗雲 米ゼネコン撤退の方向[2018/08/22 11:55]

 日立製作所が進めるイギリスへの原発輸出で、アメリカの大手ゼネコンが建設工事から事実上、撤退する方向になったことが分かりました。

 日立はイギリスに原発2基を新たに造る計画で、事業費は3兆円に上ります。複数の関係者によりますと、建設の中核を担うアメリカの大手ゼネコンのベクテルは建設費がさらに膨れ上がるとみていて、取りまとめ役を降りる方向です。今後は計画を助言する役割になります。日立関係者は「影響は大きくない」としていますが、銀行関係者は「事業の安定性が下がる」と懸念を示しています。政府は原発の建設を資金面で保証するなど計画を後押ししていますが、先行きは一段と不透明になっています。