次世代のEV向け充電器 日中共同開発で正式合意[2018/08/28 11:55]

 EV(電気自動車)向けの次世代の急速充電器について、日本と中国の業界団体が共同開発することで合意しました。日中が世界シェアの9割を握ることになります。

 北京で行われた署名式で、トヨタや日産などが幹事を務めて406団体が参加する日本の業界団体が中国側と合意したのは、2020年の実用化を目指す電気自動車向け急速充電器の共同開発です。急速充電器は日本、中国、EU(ヨーロッパ連合)などが規格争いを繰り広げていて、それぞれ主導する5種類の規格はプラグの形などが異なります。日本は世界最大の87%のシェアを握る中国と組むことで世界標準を狙います。一方で、中国への技術流出を懸念する声もあります。

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