電線大手「フジクラ」70件品質不正 検査せず納品[2018/08/31 20:25]

 電線や通信ケーブルの大手「フジクラ」が品質管理に不正があったと発表しました。

 フジクラは、製造する電線や通信用ケーブルなど73の品種で合わせて70件の品質不正があったことを明らかにしました。製品の検査書類に虚偽の記載をしたり、取引先との間で決めた品質検査をせずに納品するなどしていました。不正は最も古いものは1987年から行っていました。フジクラによりますと、製品の安全上の問題はこれまで確認されていないということです。不正の背景について、伊藤社長は「ものづくりへの過信や技術力へのおごりがあったのではないか」としています。

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