キャッシュレス促進へ割引き作戦 魅力・面倒…様々[2018/09/01 11:55]

 キャッシュレス化の動きが広がるなか、現金で支払う場合と比べて商品の値段を安くする動きが出始めています。

 東京・港区のカフェでは、1日から1カ月間、みずほ銀行が出資している「pring」と呼ばれる電子マネーで支払うと、すべてのアップルパイが割引になります。
 カフェの利用客:「すごい魅力的だと思って来ました。これをきっかけに登録してみた」「登録とか面倒くさいから使わない。(値引きよりも)面倒くさい方が勝つ」
 今回は電子マネーを運営している会社が値引きのための費用を負担していますが、キャッシュレスになれば、店で一日の終わりに売上金を集計する手間や、小銭の準備にかかるコストなどが減るため、現金よりも値段を安くできる可能性があります。QRコード決済は個人の消費データも得られることから、最近ではアマゾンが参入するなど、業者間の競争も激しくなっています。

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