経団連会長「就職活動ルールを廃止すべき」[2018/09/04 05:58]

 経団連の中西宏明会長は、会社説明会や面接の開始時期を定めている就職活動のルールについて廃止すべきとの考えを明らかにしました。

 経団連・中西宏明会長:「経団連が採用の日程に関して采配すること自体に極めて違和感がある」
 現在のルールでは、2020年春に入社する学生までは3月に会社説明会、6月に面接をそれぞれ解禁しています。一方で、経団連に加盟しない会社は優秀な学生を早くから囲い込むことができ、採用ルールは形骸化しているとの懸念も出ていました。中西会長は今後、調整を進めたうえで、ルールを廃止する考えです。一方、安倍総理大臣は3日夜、就職活動ルールを「しっかり守って頂きたい」と経済界に求めていて波紋が広がっています。

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