ブラックアウトの検証委 北電対応「問題なし」[2018/09/22 05:53]

 地震の直後に起きた大規模な停電を検証する第三者委員会の初会合が開かれました。地震発生から北海道全域で停電するまで電力会社の対応に問題はなかったという見解で一致しました。

 検証委員会では、地震発生から道内の全域が停電したブラックアウトまでの約17分間について議論されました。苫東厚真火力発電所などが相次いで運転を停止するなかで、北海道電力が電力の需給バランスを維持するため3回の強制停電を行った経緯が示されましたが、複数の発電所が同時に緊急停止するという事態は想定の範囲を超えていたとして、北海道電力の対応に問題はなかったと結論付けました。今後は、電力供給を再開するまでの状況についても検証し、来月中に中間報告をまとめる方針です。

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