自動車・農産物の関税 日米首脳会談で決着へ[2018/09/26 05:52]

 日米首脳会談を前に茂木経済再生担当大臣は、アメリカ通商代表部のライトハイザー代表と先月に続いて2回目となる閣僚級の貿易協議を行いました。

 協議では自動車や牛肉、農産品もテーマに上がりましたが、結論は26日の日米首脳会談の場になります。
 茂木経済再生担当大臣:「大きな方向については一致を見ることができた。首脳会談で良い成果が出せるようにしたい」
 日本側は、アメリカが検討する自動車関税の引き上げを凍結するよう求めたとみられますが、茂木大臣は協議内容について明らかにしませんでした。ある政府関係者は「アメリカが日本車の関税を引き上げない代わりに日本は農産品の関税を下げる提案を用意していた」と話します。協議では、日米で「新たな枠組み」を作ることでは一致しました。ここで関税を含んだ交渉を始める可能性があります。日本政府の関係者からは「自動車を守るために農業が犠牲になるのは仕方ない」という声も出始めています。

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