米国との新たな貿易交渉開始に政府内でも懸念の声[2018/09/27 11:46]

 日本とアメリカが新たな二国間の貿易交渉に入ったことに、日本政府関係者のなかからは懸念の声も広がっています。

 茂木経済再生担当大臣:「農林水産品について、過去の経済連携協定で約束した市場アクセスの状況内容が最大限である。米側も尊重することが声明に明記されました」
 日本側は農業は守れたとしていますが、政府関係者のなかからは「農家にとって非常に痛い」という声も上がっています。一方で、もう一つの焦点だった自動車について日本政府は、協定を交渉している間は関税を引き上げない約束を取り付けたとしていますが、共同声明ではアメリカでの製造と雇用の増加を目指すよう求めることが明記されました。

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