外国人実習生に解雇通知 日立「計画の認可下りず」[2018/10/09 11:52]

 日立製作所が外国人技能実習生20人に対して、実習の途中で解雇を通知していたことが分かりました。

 日立によりますと、山口県の笠戸事業所で働くフィリピン人の実習生20人は去年7月から3年間の実習予定で来日しましたが、先月20日付で解雇通知を受けました。解雇の理由について日立は、「国から今後の実習計画の認可が下りず、技能実習生としての在留資格がなくなるため」としています。実習生20人は解雇を不当として労働組合に加入して日立側と団体交渉に臨むことにしていて、賃金補償などの回答が得られなければ損害賠償請求訴訟を起こす方針です。日立は「認可が下りれば、再び働いてもらいたい」としています。

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