坂道もスイスイ 電動じゃないアシスト自転車とは?[2018/10/19 11:00]

 坂道をスイスイ走れる「電動アシスト自転車」がすっかり身近な存在となってきましたが、今、新たに注目を集めているのは、何と「“電動じゃない”アシスト自転車」です。AbemaMorning・田中萌アナウンサーが取材しました。

 通勤や通学、送り迎えなど、生活に欠かせないアイテムの一つといえば「自転車」。なかでも近年、暮らしに定着しつつあるのが電動アシスト自転車です。坂道でも快適な走行ができる自転車として幅広い世代に人気で、出荷台数は10年間で2.4倍以上になるなど、需要は右肩上がりを続けています。そんななか、新たに注目されているのは、何と“電動じゃない”アシスト自転車。「バッテリー」の代わりになっているのは“電池の要らない”アシストギアの「フリーパワー」です。今、使っている自転車にも取り付けることが可能で、電動アシスト自転車と同じように坂道なども快適に走ることができます。今年3月の発売後、一時、品切れも続出するなど、大ヒット商品となっています。フリーパワーの仕組みで一番のポイントになっているのは、ギアに内蔵された「シリコン」。フリーパワーを搭載した自転車はまず、ペダルを踏み込んだ時にシリコンが圧縮されます。そして、自転車をこいでいる時、足の力が入らない上下の位置にペダルが来ると圧縮されたシリコンが反発。このシリコンが元の形に戻ろうとする力がギアを回し、前へ進む力に変えているのです。
 (株)サイクルオリンピック・古屋直隆社長:「お値段も電動自転車に比べたら半分から3分の1で買える。充電の手間も要らない。坂道もスイスイ上れるし、こぎ出しも軽い。そういうものが出てきたということで、ご支持を頂いていると思っています」
 バッテリーなしで電動アシスト自転車に匹敵する機能を実現したフリーパワーですが、会社では今後、海外への売り込みも検討していきたいとしています。