セクハラ巡る地銀トップの辞任で麻生大臣が見解[2018/10/30 15:03]

 セクハラとみられる行為を止めなかった百十四銀行の会長の辞任について、麻生財務大臣は「セクハラ防止に適切に取り組んでほしい」と述べました。

 麻生財務大臣:「ガバナンスというものをきっちりやっておかないといかんという話なんで、セクシュアルハラスメントの防止等について適切に取り組んでもらいたいと」
 香川県にある百十四銀行のトップ・渡辺智樹会長は、今年2月の会食の場で女性行員が取引先から不適切な行為を受けたのにもかかわらず、止めなかったことへの責任を取って31日付で辞任します。麻生大臣は再発防止を求めたうえで、セクハラ行為を直接していない人物が辞任することの必要性については「現場の状況がよく分からない」としてコメントを避けました。財務省は福田前事務次官のセクハラ行為など不祥事が相次ぎ、再発防止に向けて改革案を作成しています。

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