「TPP11」12月30日発効 牛肉などの値下げに期待[2018/10/31 10:31]

 アメリカを除く11カ国によるTPP(環太平洋経済連携協定)が12月30日に発効することになりました。牛肉やバターなどの値下げが期待されます。

 茂木経済再生担当大臣:「TPP協定は本年12月30日に発効することになります。日本の消費者にとっても、海外の良い商品がさらに安価で手に入る」
 TPP11が発効すれば99.9%の工業製品の関税が10年以内に撤廃され、自動車や部品などの輸出拡大が期待されます。また、海外から輸入される農産品についてもブドウやモモ、イチゴなどの関税が即時撤廃されるほか、乳製品は低関税の輸入枠を設け、牛肉の関税も15年かけて38.5%から9%に引き下げます。政府はTPPの発効によるGDP(国内総生産)の押し上げ効果を8兆円と見込んでいます。

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