選挙速報に一喜一憂 市場は“ねじれ”に期待?[2018/11/07 11:50]

 アメリカの中間選挙は日本の株価にはどう影響してくるのでしょうか。

 (経済部・平元真太郎記者報告)
 東京市場はアメリカの選挙速報に一喜一憂、右往左往ということになっています。7日午前中に次々に開票速報が入るなかで、為替が大きく上下に動き、株価はそれに連動する形で激しく動くという展開でした。日経平均株価は6日よりも272円高い2万2420円で午前の取引を終えています。中間選挙について、市場からは「下院が民主党のねじれの方が良い」という声も聞こえてきます。インフラ投資など財政出動に積極的な民主党の方が経済にはプラスとの見方です。ただ、ねじれになればトランプ大統領の対外政策が強硬になるという懸念があります。市場関係者は「米中貿易摩擦への影響が見通せない」と不安を口にします。結果次第では、アメリカとの貿易協議を抱える日本にとってもトランプ大統領の顔色がより気になるということになりそうです。

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