スマートメーターで“火災事故” 東電は公表せず[2018/11/19 16:54]

 東京電力は家庭用のスマートメーターで部品の一部が発熱する不具合が相次いでいたにもかかわらず、「火災の恐れはない」として公表していませんでした。

 東京電力によりますと、去年8月までの1年間に、東光東芝メーターシステムズ製の家庭用スマートメーターで電気の使用量が測れなくなる不具合が16件、相次ぎました。いずれも基板の一部に発熱による変色が見つかっています。消費者庁などはこの不具合を「火災事故」としていますが、東電は「火災につながる恐れはない」としてこれまで公表していません。ただ東電は、全国に設置された問題のメーター約2万4000台について交換を進めています。

こちらも読まれています