トルコの原発計画中止を検討か 費用負担折り合わず[2018/12/04 11:54]

 政府や三菱重工業など日本の官民連合が建設を計画していたトルコの原子力発電所について、この計画を断念する方向で検討していることが分かりました。

 原発を新たに造る計画は2013年、日本とトルコの両政府で合意していて、三菱重工が中心となって黒海沿岸に4基を建設することになっていました。関係者によりますと、東日本大震災を受けて安全対策の費用や建設費が当初の想定より膨らんだことや費用負担など条件面でトルコ側と折り合えていないことから、建設計画の断念も検討されているということです。原発の代わりに、再生可能エネルギーや高い効率の石炭火力発電所を建設する案も検討される見通しです。トルコでの原発計画は日本政府のインフラ輸出戦略の目玉でしたが、暗礁に乗り上げることになります。