携帯電話事業を手掛けるソフトバンクが東証1部に上場し、公開価格の1500円を下回る1282円で初日の取引を終えました。
ソフトバンクは約2兆6000億円余りを市場から調達し、大型上場に注目が集まっていました。公開価格の1500円を下回る1463円で初値が付き、その後も6日の大規模な通信障害の影響や政府による携帯料金の値下げ圧力などへの懸念から売り注文が広がり、終値は公開価格を15%下回る1282円で取引を終えました。ソフトバンクグループは今回の上場で得た資金をAI(人工知能)などの分野に投資するほか、財務体質の改善に充てていく方針です。
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