“空飛ぶクルマ”の実用化 5年後の2023年を目指す[2018/12/21 05:54]

 次世代の移動手段として世界の企業が開発にしのぎを削る「空飛ぶクルマ」について、来年にも試験飛行を行うことなど実用化までの目標が取りまとめられました。

 空飛ぶクルマは電動で垂直に離着陸し、自動運転で目的地まで人や物を運ぶ乗り物で、次世代の移動手段として開発に名乗りを上げる企業が相次いでいます。移動だけではなく、災害や救急対応にも活用することが期待されています。政府と企業などが参加した会議では、来年に福島県の施設で試験飛行を行い、2023年には実用化を目指すロードマップが取りまとめられました。しかし、安全に飛ぶための技術や交通ルールの整備など実現に向けて多くの課題も指摘されています。

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