みずほ、ファミマも 独自の電子マネー導入へ[2018/12/27 11:59]

 キャッシュレス決済の普及を目指してみずほフィナンシャルグループやファミリーマートなど、民間企業が相次いで独自の電子マネーを検討していることが分かりました。

 みずほは来年3月にもスマートフォンのアプリで銀行口座から直接、お金をやり取りできる独自の電子マネーを発行する方針です。約60の地方銀行も参加する見通しで、メガバンクが取り扱う初めての電子マネーとなります。また、コンビニ大手のファミリーマートも来年7月をめどに全国1万7000店舗で電子マネー「ファミペイ」を始めます。買い物額に応じてキャッシュバックする計画で、還元率は今後、決められます。他社の決済手段では消費者の購買データを完全に把握できないため、独自の電子マネーで一人ひとりの好みを分析して売り上げアップにつなげる狙いです。

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