口利き疑惑の片山大臣“国税局課長に電話”明らかに[2018/12/31 11:48]

 国税当局への口利き疑惑が浮上した片山さつき地方創生担当大臣が関東信越国税局の課長に、なんらかの問い合わせの電話をしていたことが分かりました。

 片山大臣は、2015年9月に会社経営者から100万円を受け取ったうえで、国税庁関係者に口利きの電話をしたと週刊文春に報じられ、この疑惑を否定しています。その後、テレビ朝日が関東信越国税局に情報公開請求したところ、開示された資料はA4用紙9枚で、ほとんどが黒塗りでしたが、片山大臣が国税局の総務課長になんらかの問い合わせの電話をしていたことが分かりました。国税局は黒塗りの理由について、「公にすれば、税務行政の適正な遂行に支障を及ぼす恐れがある」などとしています。問い合わせの事実が判明したことで、電話の内容について年明けの通常国会で与野党から追及が強まりそうです。

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