東証・大発会は下げ幅が一時700円超の大幅安に…[2019/01/04 17:00]

 東京株式市場では4日から年明けの取引が始まりましたが、下げ幅が一時、700円を超える大幅安となりました。

 東京株式市場で今年、最初の取引日となる大発会を迎えましたが、日経平均株価は大きく下落して取引が始まりました。大幅安の背景は、日本が正月休み中にアメリカで株価が急落したことと円高です。日経平均株価は昨年末より452円安い1万9561円で取引を終えました。3日のニューヨーク市場は、前日の取引終了後にアップルが中国でのスマートフォンなどの販売不振を理由に業績予想を下方修正したことで株の売りが進みました。アップル株の下落率は一時、10%を超えて中国関連株なども値を下げました。ダウ平均株価の終値は2万2686ドル22セントで、前日に比べて660ドル安の大幅な値下がりとなりました。こうしたなか、為替も1ドル=108円台の円高で、日経平均株価は下げ幅が一時、700円を超えて2万円の大台を大きく割り込みました。

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