経済同友会の次期代表幹事「良い競争良格差は必要」[2019/01/08 09:44]

 経済同友会の次期代表幹事に内定したSOMPOホールディングスの櫻田謙悟社長は日本が世界で注目されるためには、良い競争と良い格差は助長すべきという考えを示しました。

 SOMPOホールディングス・櫻田謙悟社長:「全部競争は悪いことで、全部格差も悪いことという風潮になってしまったことがとても心配。これが日本が世界のなかで注目されにくくなっている、ジャパンパッシングといわれるようになってきた原因。しっかり働いて努力した人が豊かになるのは悪いことじゃない。競争あってこその能力の向上ですから、全敗の人を作っちゃいけない。色々なところで競争して、あなたはこの一番というのを企業でも作っていきたい。良い競争と良い格差はむしろ助長すべき」
 櫻田社長は「平成の日本は競争と格差が全部悪いという意識で強い点を見落としていた」と指摘しました。そのうえで、「次の時代は日本の強さを再確認し、しっかり海外に発信する必要がある」と提言しました。

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