“風力発電”安く買い取るため 入札制導入の方針[2019/01/17 19:04]

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を検討する経済産業省の有識者会議で、風力発電について安い電力を買い取る入札制を導入する方針が示されました。

 17日の会議で政府は、風力発電について「早期の入札制導入を検討する」との方針を示しました。入札制度が導入されれば安い電力から順番に買い取られるため、市場に値下げ圧力を掛ける狙いがあるとみられます。2019年度の買い取り価格は陸上風力で1キロワットあたり19円、洋上風力で36円ですが、ヨーロッパでは洋上風力の入札価格が10円を切っていて、日本でも風力発電の大幅なコストダウンが不可欠な情勢です。

こちらも読まれています