日立が約3000億円を損失計上 英国での原発建設凍結[2019/01/18 00:31]

 日立製作所は取締役会を開き、イギリスでの原発建設計画の凍結を決めました。

 日立製作所・東原敏昭社長:「民間企業としての経済合理性という観点から判断すると、合意に至るまでは想定以上の時間がかかるという判断のもと今回、凍結と決定」
 日立は3兆円の事業費でイギリスに原発2基を造る計画でしたが、資金の調達先が決まらないことなどから計画の凍結を決め、約3000億円の損失を計上します。日立は当面、国内の原発再稼働の準備や廃炉事業に専念し、イギリス政府との交渉次第では完全撤退の可能性もあるということです。原発輸出を巡っては三菱重工業もトルコでの計画を断念する方向で、国策として進めてきた原発輸出がすべて頓挫することになります。