プラスチックごみ削減 代わりの素材開発へ[2019/01/19 07:07]

 海洋プラスチックごみを減らし、プラスチックの代わりになる素材を開発しようと政府と企業が一体となった取り組みが始まりました。

 プラスチックごみの9割はリサイクルされず、世界で毎年約800万トンのプラスチックがごみとして海に流れ込んでいることが今、大きな問題として欧米を中心に注目を集めています。この動きに乗り遅れまいと経済産業省や農林水産省、環境省が化学メーカーや製紙、印刷、流通など関連業界に声を掛けて初めての会議が開かれました。プラスチックの漂着ごみの半分以上が飲料用ボトルやトレーなどの容器で、今後は業界を超えてプラスチック廃棄物の回収や再利用に関する研究、分解しやすいプラスチック素材や紙などの代替素材の開発などについて情報の共有を進めることにしています。

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