合成ダイヤに業界激震 機械での測定も“天然”判定[2019/01/23 18:11]

 23日から行われている国際的なジュエリーの展示会で目玉となっているダイヤモンドがある。その名も「合成ダイヤ」。見た目も輝きも「天然」と変わらないそうだ。一体、どんなダイヤなのだろうか。

 日本最大級のジュエリーの展示会。今年、注目を集めているのは合成ダイヤだ。今はプロでも見分けがつかないほど技術が向上。例えば1カラットの天然ダイヤが250万円から300万円なのに対し、合成は100万円ほどだという。海外では、あのハリウッド俳優も合成ダイヤの会社に投資するなど注目を集め、日本でも今年は合成ダイヤ元年といわれている。
 ただ、買い取る側は…。ダイヤかどうかを判定する機械に合成ダイヤを近付けると、緑のランプがついて天然のダイヤモンドと判断してしまう。1年前、店では天然ものと判断して50万円で買い取ったという。その後、専門の鑑定機関に出したところ、合成と分かった。
 合成ダイヤも天然ダイヤも炭素の結晶。天然ダイヤが地球の内部で何十億年かかかるところ、合成ダイヤは工場で数週間ほどあれば作ることができる。合成ダイヤの出現でダイヤモンドの価格が下落するのを見越し、店は買い取りを強化。駆け込み客が訪れている。特にメレダイヤといわれる0.2カラット以下の小さいものは…。
 ゴールドプラザ・川崎拓鑑定士:「もう合成ダイヤモンドが紛れていて、小さなものは一つひとつ判定ができない。もう合成ダイヤが入っている前提で価格が決まっている状態。そのため価格自体が下がっている」
 今後、ダイヤモンドの価値がどう変わっていくのか注目だ。