“日本人なまり”にも対応 AI使った最新英語教育[2019/01/29 11:59]

 大学入試共通テストへの英語の会話「スピーキング」の導入を前に、いわゆる「日本人なまり」に対応するAI(人工知能)を使った授業が公開されました。

 端末に話す生徒:「Playing the guitar is fun」
 東京・板橋区の中学校では、AIが生徒の話した英語が「日本人なまり」の発音でも認識し、文法などの誤りをチェックします。発音にとらわれすぎずに話す機会を増やしたいという学校側の要望を受け、NTTが数百時間分の日本人の発音データをもとに「日本人なまり」に対応させたということです。
 板橋区立中台中学校・宮澤一則校長:「(これからは)使える英語、コミュニケーション能力が重要視される。片言でも相手に伝わるということが今回のソフトでは生かされている」
 2年後の大学入試の共通テストからスピーキングが導入される予定で、様々な対応が模索されています。

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