エネルギー政策で政財にズレ?国民的議論の場を否定[2019/01/29 23:28]

 世耕経済産業大臣は、経団連の中西会長から原発などのエネルギー政策について新たな国民的な議論の場を設けるよう求められていることに対し、「考えていない」と述べました。

 世耕経済産業大臣:「国民の理解を得るというのは、これはもう従来から我々、取り組んでいる政策であります。追加のアクションということは考えていません」
 政府のエネルギー政策を巡っては、原発の再稼働を進めたい経団連の中西会長が政府に対して新たな国民的議論の場を求めていて、「資源エネルギー庁から『一歩突っ込んだ議論しよう』と聞いてる」と発言していました。しかし、資源エネルギー庁を所管する世耕大臣は新たな議論の場を設けることを否定し、中西会長との認識のずれが明らかになりました。

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