採用や教育の在り方で議論 大学と経団連が初会合[2019/01/31 15:01]

 経団連は大学と採用や教育の在り方を議論する初めての会合を開きました。

 経団連・中西宏明会長:「終身雇用制、一括採用、そういうことではもう競争力を保てない知識集約型の産業になっていきますねって。大学もそれはもちろん十分、承知している」
 会合には経団連側からは中西会長らが参加し、大学側は就職問題懇談会の座長を務める山口宏樹埼玉大学長らが参加しました。これまで経済界と大学が研究などで連携することはありましたが、「教育」について継続的に協議するのは初めてです。山口学長は「産学連携の教育、人材育成をどうするか具体的な方向に持っていければ良い」と話しました。「就活ルール」廃止後の採用活動や大学教育の在り方などを議論し、4月下旬までに中間報告をまとめる方針です。

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