東電と中部電が火力発電を統合 新体制へ[2019/02/05 08:00]

 東京電力と中部電力が火力発電事業を完全統合する共同出資会社の新体制が発表されました。

 JERA・小野田次期社長:「世界最大級のエネルギー会社が誕生する」
 東京電力と中部電力が4月1日に火力発電事業を統合する共同出資会社の社長には、中部電力の小野田副社長が就任します。統合によって発電の容量は約6700万キロワットで国内の火力発電の半分以上を担うこととなり、さらに競争力を強化する狙いです。また、東京電力は統合で得た利益の一部を22兆円規模に膨らむ原発事故の処理費用に充てるほか、原子力事業でも他電力との統合を目指しています。

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