大阪万博を成功させ、経済企画庁長官などを歴任した作家の堺屋太一さんが亡くなりました。83歳でした。
堺屋さんは大阪府出身で、東京大学を卒業後に当時の通産省に入省。1970年の大阪万博の開催に携わり、成功させました。その後は作家として活躍し、第1次ベビーブーム世代の影響を予測した小説「団塊の世代」がベストセラーになりました。
堺屋太一さん:「(大阪)万国博覧会の時には皆、初めてでしたから。ものすごい情熱が日本中に燃え盛ったと思う。それは、まさに私の幸運であり、日本の幸運だったと思う」
また、堺屋さんは民間人の閣僚として1998年から2年間、経済企画庁長官を務めました。堺屋さんは先月に体調を崩して入院していましたが、8日に多臓器不全で亡くなりました。通夜は16日、告別式は17日に行われる予定です。
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