地図データを作成する日本企業が米企業を買収[2019/02/13 23:27]

 自動運転に欠かせない地図データを作成する日本企業がアメリカの企業を買収しました。日米連合で世界標準を狙います。

 ダイナミックマップ基盤・細谷昌良室長:「アシャーの高精細マップデータはGMにだけに提供されてきたものを日本の企業にも使いやすいフォーマットで提供するということを実施していきたい」
 トヨタや日産などから出資を受けて自動運転に必要な精度の高い地図データを作成している「ダイナミックマップ基盤」は、アメリカの自動車大手「ゼネラル・モーターズ」系の「アシャー」を買収すると発表しました。買収額は約200億円とみられます。日米連合で地図データを効率的に作成して日本とアメリカの自動車メーカーが利用できるようにします。将来的にはヨーロッパにも進出して地図データの世界標準を目指します。地図データを巡っては、グーグルや中国のIT大手企業が開発を進めていて、競争が激しさを増しています。

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