レオパレス第3者委指摘 一部に当時の社長の指示[2019/03/18 16:56]

 施工不良のアパートが相次いで発覚したレオパレス21に対し、外部調査委員会が報告書を提出しました。一部に当時の社長の指示があったと指摘しています。

 レオパレス21:「報告書の記載内容を真摯に受け止め、最終報告に向けて調査に全面協力します」「この調査報告書に関して当社は一切、内容について関知しておりません。その内容について、コメントは差し控えさえて頂きます」
 レオパレスは先月、耐火性が国の基準に満たないアパートなどが約1300棟発覚し、さらに1900棟が建築基準法違反と認定されています。外部調査委員会の報告書は、仕様と異なる素材が使われていた一部の施工不良について「当時の社長だった深山祐助氏の指示のもと、直轄部門において方向性が示された」としました。その他の不良についても「一部の部署や役職員にとどまらず、組織的、構造的だった」と指摘し、意図的に行われたかさらに調査するとしています。レオパレスは「中間報告なので現時点でのコメントは控える」などとしています。

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