レオパレス問題 「再発防止が国の責任」と国交大臣[2019/03/22 15:02]

 レオパレスの違法建築問題で、施工不良を見逃した国にも責任があるとするオーナーらについて、石井国土交通大臣は「再発防止が国の責任」と述べました。

 石井国土交通大臣:「レオパレス違法建築被害者の会と称する団体の方がおととい、記者会見を行ったのは承知している。中間検査等が充実していない時期の建物だったと思いますから、その辺をきちんと検証するとともに今後、検査や工事の監理をしっかりやっていく」
 レオパレスのアパートは、耐火性が国の基準に満たない施工不良や違法建築が全国で相次いで発覚しています。オーナーらは「施工不良を見逃した国にも責任がある」として、国家での審議や救済措置を求めていますが、石井大臣は「原因究明と再発防止策が国側の責任だ」と従来通りの考えを述べるにとどめました。

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