小中学校でも飛び級や留年を 経済同友会が提言[2019/04/03 19:09]

 経済同友会は現在の教育制度では技術革新や変化する社会で生き抜く力が身につかないとして、小中学校に飛び級や留年の制度を設けることなどを提言しました。

 提言では、学習の内容が身についていなくても進級できる今の年齢主義からの転換を求めるとしています。具体的には、義務教育期間中の小学校高学年以降について飛び級制度を設けることや留年にあたる「原級留置」の運用を検討すべきだとしています。また、企業についてはスポーツの世界のように「プロ」の評価基準を整えるとともに、能力や資質のある人には早期に活躍できる場を提供すべきだとしています。経済同友会は、この提言を文部科学省や経済産業省などに提出することにしています。

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