「アレクサ盗聴しているの?」ネットの裏には人間が[2019/04/16 12:20]

 アマゾンのAI(人工知能)アシスタント「アレクサ」がユーザーとの会話を録音し、その内容を数千人の従業員が聞いているとアメリカメディアが報じました。

 アメリカメディアのブルームバーグは「アマゾン社員はアレクサの会話を聞いている」という見出しで、AIアシスタント「アレクサ」とユーザーの会話の一部が録音されていて、それをアマゾンの従業員が聞いていると報じました。ブルームバーグの取材に対し、アマゾンの広報担当者は「顧客の個人情報のセキュリティーとプライバシーを真剣に考えている」としたうえで、録音について「私たちは顧客が体験する価値を向上させるために、ごくわずかなアレクサ録音データのサンプルに注釈を付けるだけです」と録音データを聞いていることを認めたのです。注釈を付けるというのは、例えば「テイラー・スウィフト」という特定の会話を集め、シンガーソングライターのテイラー・スウィフトのことだとひも付ける作業です。アマゾンではこの作業をする従業員が様々な言語で数千人働いていて、一日9時間の勤務の間に一人あたり最大1000本の録音データを解析するといいます。従業員によりますと、データ解析のなかでシャワーを浴びている時の歌声や助けを求める子どもの悲鳴、犯罪の恐れがある音声、さらに性的暴行であると思われる音声を聞いたこともあったということです。番組はスマートフォンで検索をすると、アレクサについてのデータ処理スタッフの募集ページが出てきました。こういったスタッフが我々の会話を聞いているのでしょうか。実は聞かれていたかもしれない家の中での会話。録音データの送信はアレクサアプリでオフにすることができます。