米からの防衛装備品調達増 防衛分野でIHIは減益[2019/05/09 09:56]

 IHIの満岡次郎社長は政府がアメリカからの防衛装備品の調達を増やしたことで受注が減り、今年度の防衛分野の利益が減少するとの見通しを示しました。

 IHI・満岡次郎社長:「昨今のFMSの予算の比率が相対的に増えていることで、本来だと色々な形で部隊の整備のために割り振られた予算が圧縮されてるのが現実」
 FMS(アメリカ政府からの防衛装備品の調達)は2012年度から急速に伸びて、今年度予算では8000億円近くと当初の10倍以上に上ります。このため、日本の防衛産業への発注が減り、IHIでは今年度の防衛分野の営業利益が前年度から約60億円減る見通しですが、その半分ほどはFMSの影響だとしています。満岡社長は「限られた予算のなかで知恵を出していくべきだ」と注文を付けました。