世界最大級の輸送船が横浜港に 米中貿易摩擦が背景[2019/05/12 11:52]

 世界最大級のコンテナ輸送船が3年ぶりに横浜港に寄港しました。アメリカと中国の貿易摩擦で日本の港の利用が進み始めています。

 寄港したのは、世界最大のコンテナ輸送会社、デンマークの「マースク」のコンテナ輸送船で、全長は366メートル、総トン数は14万トンです。横浜港でアメリカからの食品や家畜の餌(えさ)を下ろし、ヨーロッパや中国に向けて自動車部品や電気製品などを積み込みます。アジアの港の中心的機能は釜山や上海などに奪われ、ヨーロッパ向けの大型船を運航する各社は3年前に日本から撤退していました。マースクは横浜への寄港を復活した理由として、アメリカと中国の貿易摩擦が続くなか、安定的に貨物が確保できること、さらに日本とEU(ヨーロッパ連合)の経済連携協定で貿易量の増加が見込めること、荷役のスピードと正確性が群を抜いていることを挙げています。