経済

2019年5月17日 11:48

期限迫った商品“値引き”でフードロス対策 実験へ

2019年5月17日 11:48

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 大手コンビニのローソンが期限の迫った商品を実質「値引き」する実証実験を開始します。フードロス対策とともに、加盟店の負担を軽減する狙いです。

 ローソン・竹増貞信社長:「フードロス削減は地球にとって欠かせない。店舗から出る食品ロスは年間4.4万トン。大いにチャレンジしていきたい」
 実験は来月から沖縄と愛媛の2県のすべての店舗で行われ、夜中と朝に入荷したシールが貼られている商品を午後4時以降に購入すると5%ポイントが還元されます。5%はひとり親の子どもたちを支援するNPO団体などに寄付されます。事実上の値引き販売で、商品の廃棄を2030年までに半減します。3カ月、実験をして全国展開する方針です。加盟店が負担していた商品の廃棄費用を軽減する狙いもあります。また、セブン−イレブン・ジャパンも数%のポイント還元をする方針です。

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