野村HD 非公開情報を一部顧客に漏えいで謝罪[2019/05/25 00:05]

 証券最大手の野村ホールディングスは東京証券取引所1部に入る企業の基準の見直しなど、非公開の情報を一部の顧客に漏らしていたと発表して謝罪しました。

 野村ホールディングス・永井浩二社長:「誠に申し訳ございませんでした」
 発表によりますと、今年3月、東証の有識者懇談会の委員から野村証券に非公開の議論内容が伝わり、営業担当者が一部の顧客に漏洩(ろうえい)したということです。懇談会では東証1部に入る企業の基準の見直しなどが議論されて注目が集まっていました。野村ホールディングスではこの問題の責任を取って永井社長が月額報酬の3割を3カ月間返上するほか、関係した営業部署を廃止するなどの処分を発表しました。

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