「汗かいて利益を」カジノ反対 港運協会が改め決意[2019/06/01 10:08]

 今週、カジノ設置を巡って複数の事業者の提案を公開した横浜市ですが、地元の港湾労働者の供養祭が行われ、カジノに反対を表明した横浜港運協会の藤木幸夫会長が改めてその決意を訴えました。

 横浜港運協会・藤木幸夫会長:「横浜市民の皆さん、日本の政治の主権者は市民ですから、国民ですから、その人たちが本当に幸せになるような、それに貢献できるような横浜港をつくっていきたいと思います」
 藤木会長はこのように述べ、カジノ反対の決意を表明したうえで、港湾事業者らにカジノのない横浜港の開発を訴えました。
 横浜港運協会・藤木幸夫会長:「汗かいて利益をもらうのが本当の資本主義だと思うが、汗かかないで口先だけで、指先だけで莫大(ばくだい)なお金をもうけるのはどう見ても不自然ですよね。変えちゃいけないところは、人間として変えちゃいけないところは変えないでもらって、港を守ってほしいという気持ちですね」

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